概要

2025年11月4日、森ビル株式会社・千葉道場株式会社と共催で「千葉道場 × DRONE FUND｜初の「合同」ピッチ」を「Tokyo Venture Capital Hub」（麻布台ヒルズガーデンプラザB）にて開催しました。来場者はCVC・事業会社の皆さまが中心で、30～40名の方々にご参加いただきました。
Tokyo Venture Capital Hub：https://www.azabudai-hills.com/tokyo_vc_hub/index.html

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本イベントの意図

事業会社とスタートアップの協業における課題認識

従来のピッチ形式では、技術の本質や適用領域などが十分に共有されず、社内で検討が止まりがちです。
特にディープテックやハードウェアといった領域では、検討から導入までのリードタイムが非常に長いです。

設計思想

登壇企業のレコメンドコメントで、“どこを見るべきか”を明確化し、来場者の認知負荷を下げました。
GPからのフォローで、登壇企業のピッチ以外の推しポイントや投資理由等を投資家目線で説明しています。
また、今回は千葉道場ファンドとDRONE FUNDのGPである「千葉功太郎」から別角度の質問を投げかけることで登壇企業の解像度を更に上げることを目指しました。
これらによって、「論点が揃った後」にネットワーキングを行うことができ、名刺交換だけで終わらない質の高い対話が出来る場を目指しました。

狙った効果

PoC到達までのリードタイム短縮：初回接点で共通言語をつくり、要件定義までの往復回数を減らしました。
社内合意形成の後押し：来場者が自社に戻って説明しやすい粒度で、レコメンドコメントの論点を揃えています。　

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登壇企業

千葉道場ファンドから出資している企業2社、DRONE FUNDから出資している企業2社の計4社に登壇していただきました。

Asobica（千葉道場ファンドの出資先）：顧客コミュニティ構築SaaS
https://asobica.co.jp/
Panalyt（千葉道場ファンドの出資先）：人的資本データ統合・分析SaaS
https://panalyt.com/
MadeHere（DRONE FUNDの出資先）：製造プラットフォーム
https://www.3dpc.co.jp/
エイシング（DRONE FUNDの出資先）：制御系AI
https://aising.jp/

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本イベントの特徴

事前配布の「リコメンドコメント」

各登壇企業の注目ポイント、想定ユースケース、協業の入り口を簡潔にまとめた資料を事前配布しました。これにより、ピッチの理解速度が上がり、質疑の解像度が高まります。

登壇企業のピッチ直後のGPフォロー・千葉功太郎の"深堀り"

各ピッチの直後に、両ファンドのGPが技術・市場・導入観点を補足し、更に千葉功太郎から事業について深堀りをしました。
これにより、論点が整理され、導入検討に必要な前提条件や検証設計の論点まで話が進みました。

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本イベントの所感・今後のイベントについて

イベントが始まってから室内温度を2回下げていただく等、会場の熱量が終始途切れず、予定時間が過ぎても会場に残っている方がいるような熱狂的な会となりました。

次回は、12月2日（火）に東京大学エッジキャピタルパートナーズとの合同ピッチをする予定です。　

〈本件に関するお問い合わせ先〉
DRONE FUND株式会社 Mail：info-nrply@dronefund.vc