年末メッセージ(2022年12月)
今年も1年間ありがとうございました。2022年はドローン・エアモビリティ産業にとって、重要な節目の年となりました。
1. 改正航空法が改正。レベル4に向けて、機体認証制度、操縦ライセンス制度が導入。
2. 空の移動革命に向けたロードマップ・改訂版が策定。
3. 岸田政権がスタートアップ育成5か年計画を策定。
2023年は下記の展開になると分析しています。
1. デジタル臨調の工程表に基づき、プラント・インフラ点検、建設・土木分野でフィールドロボットの利活用を進む。
2. 固定翼機やVTOL機などを活用した広域でのサービス(例:インフラ点検、警備、災害対応、農業、森林管理)の可能性について認識が広がる。
3. 特定のユースケース(例:山間部における輸送、資材搬送)で、カーゴドローンの実装が進み始める。
4. ポストコロナ社会に向けて、次世代モビリティを活用した新しい移動体験への関心が高まる。
5. デジタル田園都市国家構想やスタートアップ5か年計画を背景に、地域単位でのエコシステム形成に向けた取り組みが進む。
新しいテクノロジーの実装を進めるためには、研究開発や事業開発、人材育成、制度設計など、産業エコシステムの形成が重要になります。DRONE FUNDはスタートアップへの出資・支援活動を通じて、ドローン・エアモビリティ前提社会の実現を目指しています。
2023年もよろしくお願い致します。
DRONE FUND