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SPOTLIGHT vol.7:ロボティック・スカイズ

ドローンは、幅広い産業や用途において、機動力を増大させることが何度も証明されてきました。ドローンやUASテクノロジーが商業・産業に必要不可欠な存在になるに従って、「ドローンを導入するための技術」の需要が高まっています。ドローンやUASを安全かつ効率的に運用するためには、インフラやリソースの確保が不可欠です。Robotic Skiesは、最高レベルのメンテナンス・点検・修理を提供することで、その需要に答えます。

Robotic Skiesは、広範囲にわたる国際的なサービスセンターネットワークを構築しており、メーカーやオペレーターがUASの運用を円滑・安全に行うためのサポートを提供しています。例えば、住宅地での荷物の配達、長距離通信設備や建設現場の検査、重要な捜索・救助活動など、ドローンが空を飛び、運用を続けるためのサポートネットワークを提供しています。今回、Robotic Skies社のチームの皆さんに、同社のサービスと将来像、ドローンと関連技術の現状と未来についてお話を伺いました。

会社概要と開発しているテクノロジーについて教えてください。
−我が社は、品質管理されたサービスセンター(世界50カ国に230以上に点在)のネットワークを通じて、高いレベルでのメンテナンス・点検・修理サービスを商用ドローンや高度なエアモビリティ業界に提供しています。メーカーがドローン製品の設計・製造・販売に集中できるよう、サポートプログラムの管理・サービスセンターとの関係構築を提供しています。また、システムを常に稼働可能な状態に保つことで、オペレーター業務の生産性を向上させます。

我々のチームのルーツは航空業界にあります。航空業界で培った、安全性に焦点を当てた開発を、次世代航空機のサポートインフラの開発・展開・管理に生かしています。私たちのサービスネットワークはグローバルに展開されているので、私たちを必要とする世界中のお客様に迅速にサポートを提供することができます。

 

あなたの会社の技術によって、どのような機会や用途が広がりますか?
−企業におけるUAS導入の拡大に伴い、ペイロードや耐久性の向上など、車両性能に対する新たな期待が高まっています。従来の航空製品と同様に、プロフェッショナルな管理によるメンテナンスを行うことで、これらの高性能なシステムの耐用年数を最大限に延ばすことができます。システムのダウンタイムは、ビジネスチャンスの喪失や障害となり得ます。業務を遂行にあたって効率性の低下と危険性の増幅を招き、ドローンのオペレーターにとっては大きな問題です。Robotic Skiesを利用することで、フィールドサポートインフラの迅速な軌道が担保され、オペレーターは、自信を持って、ビジネスに必要な大型で複雑なシステムに投資することができます。

オペレーターは、定期的な予防メンテナンスを計画・予定することで、重要なフライト操作中にシステムが故障するリスクを大幅に低減することができます。オペレーターは、これらのメンテナンスや点検の間隔を運航スケジュールに組み込むことで、重要な瞬間の混乱を最小限に抑えることができます。優れたオペレーターほどこのコンセプトを理解し、定期的なメンテナンスに熱心に取り組んでいることが伺えます。
航空整備業界のために、今日と未来の技術者とその組織が、発展する市場で新しい形のビジネスを展開するための基盤を構築しています。

社会はドローンやあなたの技術をどう受け入れていると思いますか?
−Robotic Skiesは、ドローン運用の安全性を担保するために運用されています。国の空域システムの安全性と堅実性を守るために、私たちは他の航空機と同等のレベルの注意と配慮をもってドローンを扱わなければなりません。私たちは、私たちの頭上を飛んでいる航空機の安全衛生、(耐空性)を確保するために存在しています。皆さんがより安心して自信を持ってドローン技術を採用することができるように、私たちは飛行操作の安全性をサポートしていきます。

私たちの航空業界で培った手法は、世界中のどこであっても、UASの品質と信頼性を保証します。私たちは、OEMパートナーと密接に協力して、システムをサポートするために適したプロセスと手順を診断します。また、当社のトレーニングと技術プラットフォームにより、当社のネットワークに参加するすべての技術者は、どこにいても同じタスクをこなし、同じデータを取得することができます。

あなたの会社、テクノロジー、将来像について、人々に最も知ってもらいたいことは何ですか?
−前述のように、予防のためのメンテナンスは、致命的な故障を回避し、重要な瞬間に向けた業務準備を確実にする手助けをします。AI技術が予防のためのメンテナンスを進歩させ、お客様にさらなる価値を提供できるという信念のもと、私たちはシステムの開発を続けています。法令は予防のための点検やメンテナンスを規定するでしょう。しかし、問題を未然に発見し、高額な修理費用やペイロードの損害を回避することができれば、お客様に素晴らしい価値と強固な安全性を提供できると考えます。オペレーションがより複雑になる中で、飛行中の故障を防ぐためにできることは、業界全体の発展に不可欠です。

FAAは、2025年までに数十万台のプロ仕様の商用ドローンが運用されると予測しています。既存の航空整備インフラを活用することで、この規模のサポート需要に対する業界の供給準備を進めることができます。Robotic Skiesは、この問題にグローバルレベルで取り組んでいる唯一の組織です。

直近に大きなニュースの発表はありますか?
−当社は先日、ユタ州ソルトレイクシティに新本社を設立することを発表しました。これによって、業務が集約され、OEMやサービスパートナーに向けたサービスの導入、トレーニング、ロジスティックサポートなどを含めた業務キャパシティが向上します。また、Robotic Skiesサービスセンターのネットワークを通じた新しいドローンメンテナンスの試行環境も整います。この集約型研修施設の設立は、グローバルなサービスネットワーク全体において、一貫してメンテナンスプロセスを再現し、安全で信頼性の高い顧客体験を提供するという当社の戦略の鍵となります。

最後に一言お願いします。
−私たちは常にUAS製造パートナーとして共にプロジェクトに取り組める組織を探しています。
これを読んでいる方で、Robotic Skiesを生かして事業を更に発展させたいとお考えの方は hello@roboticskies.com までご連絡ください。